date:2013.10.07
9月28日に中央区荒戸の福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ)で福岡市介護実習普及センター主催「福岡市介護実習普及センターフェスタ」が開催されました。高齢者の方、障害者の方の介護について楽しく学ぼうというイベントです。また、家族の介護が必要になったときなどにセンターの存在を思い出してもらえればという目的もあるとのことです。そのイベントに「リハビリウム起立くん」体験会として参加しました。
会場の福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ)では、様々な介護グッズが並んでいました。高齢者や障害を持った方が安心して使える、生活家具、ベッドなどがありました。その一角で体験会を行いました。
イベントでは、メディカ出版の松井さんとコンテンツコーディネーターの野口さんがデモ機を設置し、ご来場者の方にご案内されていました。イベントの合間にはミニコンサートやセミナーもあり和やかな雰囲気です。
普段から施設をご利用されている方や、介護のお仕事に従事されている方など、土曜日ということもあり、たくさんの方がご来場されました。「リハビリウム起立くん」もたくさんの方に体験していただきました。
福岡市介護実習普及センターは、介護講座等による介護知識・介護技術の普及、福祉用具の展示・相談等による福祉用具の普及を事業の柱とし、高齢者や障がい者が、住み慣れた地域で安心し、自立した在宅生活を送ることができるよう支援する機関です。 他の在宅福祉・保健サービスや医療サービスと連携をとりながら事業を行っています。(福岡市介護実習普及センター HPより)
福岡市介護実習普及センターHP http://www.fukuwel.or.jp/practice/
今回のイベントでは、センターの方が積極的にお声かけいただいたこともあり、幅広い世代の方に「リハビリウム起立くん」を体験していただきました。体験されたみなさんは、笑顔で起立運動を行っていました。「単調になりがちな起立訓練を楽しく継続」という目的に作られた「リハビリウム起立くん」を知っていただく良い体験会になりました。
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date:2013.9.11
8月はプロジェクトとしてもイベント目白押しでしたが、26~28日にかけてシンガポールで開催されたSerious Games & Social Connect2013に参加してきました。長尾病院の院長先生と一緒にスピーカーとしてもお話させて頂きました。
このイベントは今回で2回めのイベントで、今年は3日間通して約500人近い参加があったとのこで、とても盛況でした。1~2日目は主に教育関係のシリアスゲームに関するもので、3日目に医療・ヘルスケア関連の発表が行われました。我々は3日目のみの参加となりましたが、発表に加えデモ機も持ち込んで色々な方と意見交換することが出来ました。
会場となったシンガポールマネジメント大学
頑張って準備したおかげで会場からの反応も上々。これまでの海外の発表の中でもピカ一の出来でした!
会場のみなさんはリハビリウムに興味津々の様子。会場には医療関係者の姿も多く、たくさんの方にゲームを体験してもらいましたが、評判がよく、シンガポールでも売りだしてほしい!との声をたくさん頂きました。
IGDA日本代表の小野さんと。
小野さんは認知症チェックの脳測というゲームアプリについての発表をされていました。
Speaker’s Dinnerにて。カンファレンスを通じて主催者の熱心な取り組みを感じました。
アジアだけではなくイギリスやオランダなどヨーロッパからもスピーカーが招かれていました。
さて、翌日はカンファレンス主催者にお願いをしてTang Tock Seng Hospitalという病院を見学させて頂きました。本当に大きくてきれいな病院で、私達が見せて頂いたリハビリテーションを行うセクションでは最新のロボテクス機器が多く導入されていました。これらの機器には必ずモニターが一緒に取り付けられており、訓練の動きに応じたゲームコンテンツをそのモニター上で楽しみながらリハビリできるしくみになっています。
こういった大型のロボット機器とは別に任天堂Wiiなどの家庭用ゲーム機もたくさん置いてありました。日常的にリハビリに使われているそうで、ツアーして下さった担当者は「ゲームの国からきた人達に私達は何を教えてあげられるの!?(笑)」と冗談ぽく言っておられました。。
ゲームコンテンツのクオリティは抜群なのに、現場での導入・利用がなかなか進まない日本を改めてもどかしく感じます。
Serious Games & Social Connectは来年韓国での開催が決まっているとの事。その翌年には日本で開催(?)・・となるかはわかりませんが、アジアとの繋がりを大切にしながら情報交換を続けていきたいと思います。
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date:2013.8.23
8月21日~23日に開催されたCEDEC2013(コンピュータ・エンターテインメント・デベロッパーズ・カンファレンス)で、30分間のショートセッションでの発表が前年に引き続き今年も採択され、23日に参加してきました。プロジェクト代表の松隈、メディカ出版の横井さん、コンテンツコーディネーターの野口さん、長尾病院の梶原さんと共に「リハビリ用シリアスゲーム リハビリウム起立くん 開発・販売・介護施設への導入」と題して、ゲーム業界以外の組織(病院、介護施設)とのコラボレーション法、高齢者向けリハビリゲーム制作の実践例、国内におけるシリアスゲームのビジネス展開といった内容を発表しました。
今回のセッションでは、2012年の開発および、2013年の販売後の導入施設における状況を中心に、リハビリ用シリアスゲームの開発そして販売、現場への導入についてを順を追って発表しました。加えて、九州大学にてあらたに開発中の半側空間無視対応用ゲームや、ヘルスケア用太極拳ゲームについても発表しました。
たくさんの方に聴いていただきました。セッションが終わったあとも、話を聴きに来られる方が多かったです。
また、インタラクティブセッションでも九大の修士課程の学生による、「リハビリ支援ゲームはそれを観察している人にどのような効果をもたらすか~脳科学的側面からのアプローチ」の発表があり、その発表もたくさんの方が聴いていました。
なお、アプリ開発やロボット開発、プロジェクションマッピングなど、ゲーム業界以外の方による基調講演もあり、そちらも賑わっていました。
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data:2013.7.28
7月24日~28日に開催された「遊べる!デジタルアート展」では、県内外から本当にたくさんの方がご来場されました!リハビリウム起立くんも順番待ちになるほど、多くの方々に体験していただきました。
リハビリウム起立くん体験中。夏休み中のお子さんたちは、元気いっぱい!!会場内を迷路のように進むと、音と映像のフシギで楽しい展示がいっぱい登場します!!
映像の中でバトルをしてみたり、ライブパフォーマンスも楽しめます。次世代デジタル芸人アキラボーイさんのライブは大人気でした!
今回の来場がきっかけで、クリエイターを志すお子さんもいるかもしれません。楽しそうにデジタルワールドの世界を体感する子どもたちを目にすると、人生を楽しく豊かにするための手法を用いながら、教育や社会の
問題解決のために利用されるデジタルゲームの存在が大切であるということをあらためて考えさせられます。
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data:2013.6.22
6月22日(土)東洋美術学校で開催されたGame Community Summit 2013(GCS2013) で、福岡市ゲーム産業振興機構としてひと枠セッション参加いたしました。GCSはゲーム開発者コミュニティ&勉強会が集結する、合同勉強会イベントです。
ゲーム都市ふくおかに見る産学官連携のカタチ」と題して、福岡市役所の中島さん(ゲーム・映像係長)と、㈱サイバーコネクトツーの松山社長、西川さん、石橋さんと共に、学側の代表として本プロジェクトの松隈もパネリストとして参加いたしました。
それぞれゲームに関する専門のコミュニティが集まった勉強会のため、少し私たちのセッションは異色な感じでしたが、福岡でゲームを作るメリットや魅力をたくさん伝えてきました。
福岡でゲーム開発をする理由や、産学官一体となってゲーム業界を盛り上げている福岡の取り組みについて、わかりやすく楽しくお伝えしようと奮闘しました。
4Gamers netにも詳しく掲載されています。福岡におけるゲーム開発の秘密とは。「ゲーム都市ふくおかに見る産学官連携のカタチ」セッションレポート
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